カンガルージャンプ
昨日は夫の母の誕生日、そして夫の父の四十九日でもあった。夫の両親は、別々の人生を選択して時間は経っていたけれど、こんな風に日にちがめぐり合わせるのも縁なのだろうな、と思う。そんな巡りあわせは本当に人生にわんさか溢れているなあ。
義父の四十九日といっても特定の宗教での葬儀ではなかったし、私たち家族だけだし、夫は仕事だし、と取り立てて何かをする予定はなかったが、節目でもあるし、家族だけで一緒に父と乾杯するか、と急に思い立って夕飯はちょっとごちそうを作ることにした。その前日は、義母の誕生祝も兼ねて美味しいお豆腐をたくさん食べていたのだが、そのせいなのかお肉が食べたくなったのもある(笑)。四十九日だけど肉、という生臭い選択も、生きている自分が作るのだから許してもらおうと勝手に判断して、牛肉の塊を買って、気になっていたローストビーフに初挑戦。途中、テレビ周りの機器を入れ替えたりと違う質の作業もしていたら、思ってた以上に時間がかかってしまって、できあがり時にはかなり疲労したけど、夫のスペイン土産のスパークリングワインで義父の写真の前にも乾杯グラスをおいてみんなで乾杯。お酒も辛口で美味しかったし、ローストビーフは子供達にも大好評で、一緒に食事をした機会はそんなに多くなかった義父も喜んでくれているように感じた。ま、自己満足です(笑)。
そして今日は忌明け、義父の写真やしつらえをこじんまりと変えて、ついでに少し遺品も整理した。年始に自宅に戻ってから、家の中を片づけたい気持ちになっていて、先日は靴箱を大掃除したり(年末の大掃除が中途半端なのもある(笑))、身体は正直だから、心身ともに気が変わってきているのだろう、とも思う、信じる(笑)。
新年に友人からいただいたカップの柄はカンガルー。今年は、コーヒーを飲みながらひょいひょいっといけるカンガルージャンプ力をおすそ分けしてもらおうと思います。
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