行き交う
先々週の金曜日は、亡くなってる猫さんを見送ったが、先週の土曜日は、リビングの壁に、なんと赤ちゃんカマキリ発見(写真はカマキリ、蚊ではありません!)!朝ごはん食べてたら壁を見て子供達叫ぶー、の図。どうもリビングの壁にかけていた手作りリースにカマキリの卵がついていて孵化したらしい、、、。リースを作ったのは、確か11月くらいだったから、そんなことがあるんだ、とビックリした。子供達の希望でリースは取り外され、屋外で干されております。(すごく気に入ってるリースだけど、、)
The day の日まで、もしかして兆しはあっても大抵は何が起こるか分からずに過ごしていて、だけどある日大きな変化が起こってる、死も生も突然やってくる。週続きの出来事になんだかそんなことを思う。
話は変わるけれど、立春には、義母が家に置いていった9段ひな人形飾りを出そうと、初めて思い立って大量のセットを開けてみた。元々、長女には私の両親が用意してくれた、次女には私自身が持っていたひな人形があって、お茶事用に購入した義母(お茶の先生)のひな人形セットは、この家に越して以来ずっと我が家の屋根裏にしまい込まれていたのだ。
一念発起して箱を開けたものの、スチール製の9段棚を作るところで「こりゃ無理だ」と挫折。めっちゃくちゃ頑張って棚を作ったら、多分寝る場所がなくなるし(飾れる場所はリビング隣接の和室の寝室のみ)。それでも大量の箱を開けて、一通りのお道具を確認したら、なんというか日本の凝った造りの一つ一つに感嘆。でもどうやっても、飾れないし、娘たちにも用意されているものはあるし、義母にお返しできるものはお返しして、それ以外は処分しようと決めた。お内裏様とお雛様以外は置けない、と義母から言われて、それ以外のお人形は供養に持っていこうかとも思ったが、先日も猫さんを見送ったばかりの私、自分で、気持ちをこめて供養したらいいかなあと思い至る。「ありがとうございました。土におかえり下さい。」とお線香を上げた。
物は処分する、手放す方が大変だ。コロナが始まって、いろいろ家庭内刷新で感じていたことだが、また今回も改めて思う。それでも、罪悪感は感じずに、大きなサイクルとして必要がなくなったものは手放していこう。思い込みや感情も、同じサイクル上にあるのだと感じる。多分これまで保留にしていたものも、どんどんどんどん出てきちゃってるのが今(笑)。
パラレルにいろいろ起こっているこの世界、エネルギーは行き交っている。先々週は死に出会い、先週は生に出会った。手放すから新しいものが入ってくる、そんな風に行き交うエネルギーに、春、新しい始まり、を感じている。
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