過去生からの夢
長雨が続いている。大雨の被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。
今日は私の夢について書いてみようと思う。緊急事態宣言下の5月、家族で夕飯を食べながらテレビの再放送を見ていたら、突然自分の今世での夢が分かった。テレビの番組は「イッテQ」で、イモトアヤコが安室ちゃんに台湾で会うという企画。初回放送時も家族で見ていて、その時は何も起こらなかったのだが(笑)、今回再放送を見ていて、イモトアヤコが、大好きな安室ちゃんに会えて、「夢って叶うんですね」と言って、安室ちゃんが「夢は叶います!」とこたえた瞬間、私は突然「私の夢は、(自分が子供の立場ではない)幸せな家族を作ることで、そしてその夢は叶った」ことを知ったのだ。
ちなみに、これまで「幸せな家族を作ること」が自分の夢だと思ったことはなかったし、その時は、突然その言葉が降ってきたような感覚。
そういえば、と思い出したのは、まだ長女が生まれたばかりのころ、一人の育児にもヒイヒイ言っていて、その時会う機会があったいろいろ見える方に、そんな悩みを相談したら、「でもそれはあなたが望んでいたことだから」と言われたこと。その時は、「そうかなあ」と全く実感がなかった。ちなみに、その方は、「私は過去生で沢山子供も産んだし、子供の世話もずっとしてきたから、今回はもう子供を持たないと決めてきたの」と明るくキッパリおっしゃっていた(そして実践されていた)。
その後、その思い出した夢を味わい、そう願った時の(過去生の)自分は今どう感じているのかを探っていたら、修道女だった時の過去生が感じられた。修道女だった私は、修道院の鉄のような大きな門の外の世界から聞こえてくる子供たちの笑い声が大好きだったし、恋愛や家庭を持つことへの憧れを強く持っていたようだった。過去生の私が強く願った夢を今世の私が叶えようとしたのだ、と思うと、改めて(今世の)自分の今までの道がそれに沿ったものだったということが腑に落ちた。仕事のことなど、葛藤を感じることはあっても、自分なりに思い描いている家庭を築く、ということをおそらくずっと最優先にしてきたのだ。当然、葛藤や迷いや家族との行き違いもあったけれど、それでもとにかくそこに心を砕いてきたのだ。
突然やってきた、夢に気付かせて貰うタイミング(笑)、過去生の私の強い憧憬のような想いが今世での私に確かに繋がっていたこと、が不思議なような、でもそうなんだという確信もあって、うまく言えないけれど「納得」な感覚。家族を作る、ということは、ものすごく平凡な夢かもしれないけれど(笑)、でも私がある時望んだ幸せは、確かにそのことだった。そう思うと、人の数だけ、幸せのカタチが違うし、きっとその都度、自分が描いた夢、体験したいこと、を人はその時の生で叶えようとしていくのだろう。そんな風に思うと、幸せの優劣はなくて、自分にとっての幸せは何か、ということをただ求めて、周りと比べたりせず(ココ重要(笑)!)、自分にとっての幸せをただ自分に許せばいいだけなのだ。だって、私の言う「幸せな家族」だって、他の人にとっては、それが「幸せな家族」ではないかもしれない。またある人は、家族は持たない!と決めて生まれてくるかもしれない。描く夢は人それぞれ、でも自分にはそれがいいんだ!と自分を信じ受け容れる気持ち、が多分とても大切。
今の新しいウイルスとの共存生活や、自然の激変(多くは人間がもたらしたものだけれど)で変わっていく生活の中では、ますますこのことが大切になるのではないだろうか。
その夢を願った過去生の自分に、今、どう思っているのかを聞いてみたら、最後の言葉が印象的だった。それは
「私は望んでいたものを手に入れました。私、すなわちあなたは望んでいるものを必ず手に入れられます。あなたは何を手に入れたいですか?」
という言葉。
さて私が描いた、幸せな家族をキープしつつ(笑)、私の新しい夢、を心に留めながら、最近は過ごしている。
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